保護犬と私

夏休みの宿題のようなタイトル。

でも、ほんとにこれについて書きます。

保護犬・猫の活動について知ったのは4年前。知人が「犬を飼いたい」と言っていたので、プレゼントしてあげようと思ったのですが、ペットショップで買ってプレゼントするには高すぎて、それでネットでいろいろ調べてる時に知りました。

とある1匹のパピヨンの写真を見たら、もう私が恋しちゃって、それで知人に確認したら「飼いたい」と言ってくれたので、そのパピちゃんをお迎えすることにしたのです。避妊手術代とか注射代を私が負担して、いったん私の家にお迎えしました。4歳の女の子で、人懐こい子。ブリーダーさんの所からの繁殖引退犬でしたが、毛はとても薄くてところどころピンクの皮膚だけになっていました。体重も2キロしかなくて痩せていました。しかも、食欲はあるのに毎日口から血を吐き、お尻からも出血してました。病院に連れて行って、療養食とお薬をもらいましたが一向に回復せず、どんどん痩せていってしまったのです。お医者様は、「こんなひどい数値なのに元気そうにしているのが不思議です。」と言っていました。そう、パピちゃんは、よく食べて甘えん坊で、頑張って生きていこうという気力がマンマンだったのです。パピちゃんが、これからの幸せな生活を楽しみにしているのは明らかでした。通院中、体重は1.7キロをきり、骨と皮ばかりのガリガリになってしまったので、私は病院に任せるだけでなく、自分でもできるかぎりいろいろ調べて食事内容などを工夫したりしました。そしてパピちゃんも私と一緒に頑張ってくれました。

数か月後、パピちゃんはすっかり元気になって、知人に渡す日が近づいてきました。でもこの数か月の間、知人は犬を飼うことについて少しためらうようになっていて、私の方はパピちゃんが天使のようにかわいく感じられてしまって、もう渡したくないと思うようになっていました。でもこのまま一緒に暮らすことは周囲に反対されて、最初の約束どおりパピちゃんを知人に渡したのです。泣いちゃいました。

私と暮らした数か月間、私はパピちゃんを「モモちゃん」と呼んでいて、知人も名前を変えずに「モモ」と呼んで飼ってくれました。その事はとても嬉しかったです。

今はその知人とは連絡を取っていないのですが、去年、別の知人を通じて「モモちゃんを飼い続けることが難しくなっているらしいから、そっちで飼ってもらえないか」と言われたのです。私はペット可の所に住んでいなかったので、「部屋探しとか引っ越しの準備とかするから、もう少し待ってほしい。必ず私が引き取るから。」と言いました。もちろん喜んで。

これが保護犬モモちゃんと私についてのお話です。

そして次は、モモちゃんのおかげで始めようとしている保護犬・猫の計画のお話。

今年中にアニマルレイキというメニューを追加しようと準備中なのですが、モモちゃんの闘病生活を思い出したので、保護犬・猫ちゃんには無料にしたいなと思っています。そして、保護犬・猫の卒業生には通常料金より安い価格にしたいと思っています。レイキは、通院中でも服薬中でも一緒に併用することができるので、心身にトラブルがあるペットさんには是非受けていただきたいメニューです。だから、保護犬・猫じゃないペットさん向けの通常料金も飼い主様の負担にならないようにしたいです。

以上、保護犬と私のお話でした。

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Yu-Silvester

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